(お手軽な活餌の繁殖実験:イモリの繁殖用)畑近くの山の側溝の落ち葉&腐葉土を採取してみました ~ワラダン、ヤスデ、トビムシなどの養殖??~

来年の春の「アマミシリケンイモリ」「アカハライモリ」などの繁殖に向けて、畑近くの山側の「公道にある側溝の落ち葉&腐葉土」を中にいる生き物ごと採取してみました。落ち葉の中にいる「ワラダン、ヤスデ、トビムシ、その他もろもろ」の虫達が、チビ子イモリの良い餌になってくれないかな?と思いまして。

***<予防線>***
なお、「交通量の少ない公道」かつ「手入れのされていない放置された側溝」かつ「落ち葉に限った採集」では、明確な違法行為とは言えません。グレーゾーンなところもありますが、「放置された側溝の清掃の協力」とも言える範囲ですので、正義感を振りかざしての誹謗中傷や名誉棄損的なSNS投稿はしないでいてもらえたら、お互いに幸せかなと思います。
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――という、<今の時代>に適応して快適に過ごすために予防線を引きましたので、↓↓ここから、本題に入ります!!

今回の落ち葉と黒土の採集場所(ワラダンよりも国内外来種のヤスデが多い!!)

なお、今回の落ち葉と腐葉土の採集場所は――私の借りている畑近くの↓になります。

側溝には、落ち葉と腐葉土(と恐らく、火山灰)が堆積しています。

普通の田んぼ沿いなら、農業用水路として定期的にメンテナンスや清掃が入るのでしょうが……放置されいるので、(法律違反にならないように落ち葉の表面を攫う感じで……)落ち葉をゲットします(笑)

正直、土砂の採取は黒に近いグレーゾーン(場所や管轄によって、許可申請や所有者の同意が必要)なので、落ちているモノを拾得しても許される「落ち葉+腐葉土化した落ち葉(場所によっては白や白に近いグレーゾーン)」をなるべくゲットします。実際、生き物も腐葉土状の土の中が多いようでした。

なお、今回は「イモリ仲間の鹿児島の知人」にも頼まれていたので、2人分を採取。この腐葉土の中にいる生き物を、衣装ケースなどで繁殖させて増やしていきます。(将来的には、有用な生き物だけ厳選して、養殖&販売という形で一般に流通も考えています♪)

とはいえ、今回の採集地で一番目についたのは「国内外来種のヤスデ」です。

奄美や沖縄から植物などに交じってやってきて、鹿児島で大量に増えて問題になっています。ムカデみたいに噛むことは無いのですが、大量に発生するので不快な害虫として嫌われています。

でも、それが餌として使えるのなら……(国内に流通させていいのかは別ですが、最低でも自家用の餌としての)採集はかなり楽になりますので、今回はあえて実験として「ヤンバルから来たヤスデごと落ち葉を採集」してみました。

ヤスデの他にも、ワラダンやトビムシの気配もする落ち葉。今後、子イモリの飼育容器にいれてみて、反応と餌食いを見てみたいと思います。

ということで――また次回の記事でお会いしましょう♪