奄美大島のモウセンゴケの写真と自生地の様子 〜夕立や夜霧が漂うけれど、昼間は乾燥する場所で群生しています〜

知人に連れられて、奄美大島でコモウセンゴケ(と思われるモウセンゴケ)の群生地を見たのは1年以上前のこと。

先日の奄美大島旅行でも、ちょっと懐かしくなって、奄美空港までの移動の間に「群生地」を覗いてきました。

↑の写真の「ピンクの斑点」が、ほぼ全部モウセンゴケです。

生えているところは、道路脇に普通に生えているのですが……最初は「こんな所に生えているの!?」とびっくりした記憶があります。

拡大すると↓のような感じ。葉っぱはベタベタしています。

場所的には、昼間は「かなりパリパリに乾燥する場所」っぽいのですが……朝露や夕立、霧の水分などを蓄えて乾燥をしのげるのか、モウセンゴケが広い範囲に群生しています。

最初は(私にとって)モウセンゴケって、湿地帯やミズゴケの上に生えるイメージだったのですが、全然そんなこと無かったです。鹿児島の本土の方でも、気づかないだけで同じように山沿いに生えているのかな? などと考えてしまいます。

(なお、山沿いの崖は下草に覆われやすい環境でもありますので、数年でガラッと植生が変わることも多いです)

苔類や山野草は、自生地を見るのが本当に勉強になります。

ーーということで。奄美大島のモウセンゴケの紹介でした。