鹿児島県北部の休耕田にて、ドジョウ&イモリ採りをしてきました。

4月某日、鹿児島県北部の田んぼにて、ドジョウ&イモリ採りをしてきました。ここは、母の知人が所有する田んぼで、前回は冬場にガサガサをしていた場所です。

過去記事でも紹介していますので、よかったらそちらも見てみて下さい♪

――ということで、早速収穫できたイモリの紹介です(笑)

田んぼの赤土のせいで金色っぽく見えている個体もいますが、本来の色は「黒~青色っぽい」という印象。雄の婚姻色とは別に、背中が青くなる個体がいました。

↓どぜうも少数の確保が出来ました。冬場は固まってたくさん採れる印象でしたが、温かくなって田んぼ中に散ってしまった印象。

 

鹿児島県北部:春のガサガサ(イモリ&ドジョウ採り)

田んぼの様子は、こんな感じ↓。稲は今は使っていませんが、草刈りはしてあるとのことです。田んぼの脇に、山水が流れる水の枯れない場所があって、そこに生き物が集まっています。

そんな中、ふと目に入ってきたのが↓の水草。マツモかな? とも思ったのですが、白い根っこが生えているので……キクモかな??とも思ったのですが、帰宅して調べてみたら「明らかに違うな」と。

貴重な在来種っぽいので、今後も様子見をして行きたいと思います。

↓とか言いつつ、イモリの色と相性がよさそうだったので、プラケースに少量を移して、観察&撮影。

パッと見たかんじ、マツモなのですが……白い根っこが生えている(マツモは生えない)ので、ちょっと謎です。

話は変わり、田んぼの中ではミジンコが大量発生していました(笑)餌の種親として、水ごとゲット! うちの庭でも殖やしていきたいと思います♪

その他の場所も、ガサガサしながら――深い場所(くるぶしどころか、膝上まで水深がある場所も)にハマりそうになりつつ――観察を続けると、ドジョウやカエルが網に入ります。

↓は、田んぼで注意したい「チスイビル」の仲間。素足で水中にはいると、カプリとやられます。

そうそう、田んぼには↓のような水棲昆虫もたくさんいました。コレはマツモムシ(だったかな?)。

最後に、トノサマガエルと目が合って、ガサガサは終了です♪

どぜうも、ある程度(知り合いにおすそ分け+自宅飼育&繁殖にチャレンジ用)は捕れました。

まとめ:イモリ6匹+ドジョウ10匹程度が採れました

この日は、2時間程度のガサガサをして、イモリ6匹とドジョウ10匹+αが採集できました。また、苔玉用のコケとかも、田んぼ脇から(田んぼの持ち主=敷地持ち主の許可を貰って)おすそ分けしてもらいました。

冬場にも来ていたのですが、春になると生き物の数や生息数、生息場所が変化しているのを体感できました。

今年の春は1ヶ月早いと言われていますが、イモリの様子も早いようです。飼育や繁殖させるための採集はこれにてひと段落ですが、アカハライモリの色彩変異個体を見つけたいなと思いますので、ちょくちょく鹿児島県内のイモリポイントを回ってみたいと思います(笑)

なお、鹿児島県北部には「通常時から青白い体色のイモリ」が50匹に1匹程度います(ほとんど、オス)ので、見つけたらHPでも報告したいと思います♪ それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!