かごしま水槽会では、2024年7月20日(土)に、鹿児島市立少年自然の家にて「雑木林の生き物探し講座(クワガタ探し)」を行いました。
今年は少人数で行って、実際に少年自然の家やその周辺の雑木林を巡りながら、参加者や子ども達と「生き物の集まる場所の見つけ方」「安全対策&事故防止」などについて講座を行いました。
朝9時前に本館建物前に集合。
やぶ蚊やマダニ対策として、雑木林に入る前には「虫よけスプレー必須」です。
資料配布をして、大人や保護者に「子ども達の見守り」「安全対策・車道での車の警戒」などをお願いして――講座をスタートします。
樹液が出ているクヌギの木を見つけても「慎重に近づくこと」は大切です。木の周囲や上下を見て、「スズメバチが木にくっついていないこと」を確認してから木に手を伸ばします。
↓のように、樹液の出ている木では「コクワガタ、ヒラタクワガタ、カナブン、タテハチョウの仲間」などが集まっていました。子ども達も興味津々です♪
子ども達と一緒に歩いている大人も、童心にかえって虫探しを楽しみました♪
1時間ほど雑木林を歩いて――10時過ぎに講座は終了。お疲れ様でした♪
(下見の時に見つけた生き物)
生き物探し講座に先立って、前日夜に鹿児島市吉野周辺の雑木林を巡ってみました。
まだまだ樹液の出方が少ないですが、コクワガタが20匹ほど固まっている場所やカブトムシのオスが飛び回る雑木林も♪
夜の雑木林は、足元に要注意(&夜に活動している巣に戻っていないスズメバチに要注意)ですが――昼間とは違う姿も見れて楽しかったりします。また、小学生の子ども連れでは「夜明け直前の時間(周囲が薄暗くて、足元確認ができる時間)」が安全面と楽しさを考えるとお勧めです。
↓は下見の時に見つけた、「巨大なナメクジ」です。(苦手な方はご注意ください)
==(この下に写真があります)==
ヤマナメクジの仲間のようですが、モンキーバナナくらい(10㎝くらい)ありそうなナメクジは、出会うとちょっとびっくりしてしまいます(笑)
夜の雑木林はその他にもタヌキやアナグマ、ヤモリやへび、ボクトウガなどの樹液に集まる蛾の仲間など「夜行性の生き物」と遭遇することがあります。(樹液に大小のGが集まっていることも……)
適切な距離をとれば危険は少ないのですが、「ライトを向けると向かってくること」もあるので、ちょっと色々な意味でドキドキしてしまう私もいます(笑)