2023年のヤマメ釣りの「釣り納め」に行ってきました♪~宮崎県のえびの市クルソン峡&熊本県の市房ダム上流~

南九州の渓流釣りは、3月1日~9月30日までになります。そのため、9月某日にヤマメ釣りの釣り納めに、高校時代の恩師と行ってきました。

場所は、「宮崎県のえびの市クルソン峡」と「熊本県の市房ダム上流」です。両方とも私は初めていく場所でしたが、秋の空気を感じられる渓流を楽しむことが出来ました。

もちろん、当日は↑のように夜明け前からの移動です。朝4時過ぎに家を出て、明るくなってからクルソン峡に到着しました。

(なお、途中の高速道路では「赤色灯を点けてサイレンを鳴らしたパトカー」が後ろから走ってきてびっくりしました。法定速度を守っているのに!??――と思っていたら、私を追い越して行った車を追いかけていた模様。速度は守っていましたが、ちょっとドキドキしました)

 

宮崎県えびの市:クルソン峡でのヤマメ釣り

家を出たのは4時過ぎでしたが、クルソン峡についた時には、すっかり明るくなっていました。

恩師から「がけ崩れで上流に行けなくなっている(工事のための通行止めもアリ)」「年々、水量が少なくなって大きなヤマメが釣れなくなっている」――とは聞いていましたが、川の様子は……うん、だいぶ水が少なくて、大きな魚が着きそうなポイントが見当たらない印象。でも、水の流れは綺麗でした。

木の下になっているような場所でも、流れがしっかりある場所にはヤマメが石の下などに隠れていることがありますので、竿を出していきます。

タカハヤなどが掛かるのですが、ヤマメの姿は無し。同行の恩師は小さなヤマメと出会えたようですが、持って帰るようなサイズは居なさそうでした。

途中、恩師が下流から釣りあがってきた方と話をして情報交換。下流でも小さいのはいるけれど、それなりのヤマメは居ない様子。

↓のような「流れのゆるい場所」でも、魚影が濃い場所なら何かしらの反応があるのですが……クルソン峡では、静かな感じでした。

その一方で、川沿いではちらほら、クワガタが落ちています。

↓は、ノコギリクワガタ。

↓は死んでいますが、ミヤマクワガタ。

なお、クワガタが落ちているのは「川沿いのシイノキの下」が多かったです。シイノキに樹液が出ていて、秋でも生き残っていたクワガタが落ちてきたのだと思います。

↓川沿いの岩の上には、スミレの仲間も生えています。球磨川水系で見ることが出来るスミレとは、また印象が異なります。

お昼ご飯は、人吉でラーメン♪

クルソン峡では、なかなかヤマメが釣れない状態のまま、上流のポイントや下流のポイントを探してみました――が、なかなか釣れず。

釣り場所を球磨川水系で行ったことがない「市房ダムの上流」に切り替えることにして、途中の人吉市でラーメンを食べます♪

鹿児島のラーメンとは違う、さっぱり系のスープにストレートの麺。ボリュームもたっぷりで幸せな気持ちになれました(笑)

午後は市房ダムの上流で渓流釣り

ラーメンを食べてから、市房ダムの上流(球磨川水系)に向かいます。私はいつも五木村の方へ通っていましたが、市房ダムの上流には竿を出したことがなかったので、初チャレンジ。

ポイントを探しながら道を走っていると――高低差がかなりあって、川に降りられそうな場所がなかなか無かったのですが――下に降りられそうな場所を発見!!

車も停められそうなので、入って行きます。

途中、凸凹があって車の下を擦ってしまいながらも、良さそうな場所に到着です!

ここから谷底を見ると、↓のような感じで良ポイントが見えてきます。

おそらく、がけ崩れの工事をするための場所なのでしょう、重機で作ったと思われる道が途中までありました。そして、そこから先は放置された栗林と茶畑を通ります。

雑木やツタなどに道を遮られつつ、なんとか川の近くに出たら……高低差が4メートルくらいある法面にでてしまい、降りられなさそう……otz

――でも、法面沿いに歩いて「土砂崩れの跡」から、川に降りることができました!!

で、釣れた子達が↓。

ハヤしか掛からない……otz ポイントは良さそうですが、ハヤとチビヤマメしかいない模様。

大物が潜んでいそうな淵とかも探ってみますが、ハヤしかいない&当たりが無いということの繰り返し。

↓とか、奥の淵は良い感じなのですけれど……釣れない。

このようなポイントで粘ったり、上流に行ってみたりして――結局は、ヤマメは釣れずにタイムオーバーでした(苦笑)

せっかくのヤマメ釣り納めが、坊主という終わり方。でも、初ポイントで川の変化や植物の観察もすることが出来ましたので、それなりに楽しく自然を満喫することができました。

また、来年のヤマメ釣りも楽しみたいと思います♪

↓は、あまり見かけないシダの仲間? 私は、初めてみました。

※後日、市立図書館で調べたら『オオバヤシャゼンマイ(ゼンマイとヤシャゼンマイの交雑種)』のようでした。ヤシャゼンマイもオオバヤシャゼンマイも、渓流域で見られるシダとのこと。一つ賢くなりました(笑)