鹿児島の変わりメダカの繁殖シーズンは、10月末頃まで楽しめます♪+みゆきめだかの銀色を出すコツ

ついこの間まで、セミの声が煩いくらいに聞こえていた気がしたのですが……あっという間に9月も1/3が過ぎて10日です……OTZ

タイトルにあるように、鹿児島の変わりメダカの繁殖シーズンは10月末頃までなので、来年の春までの在庫を考えながら残りのシーズンを楽しみたいと思います。

――というところで、今回は「みゆきめだかの銀色を出すコツ」を紹介したいと思います。

みゆきめだかの銀色を出すコツ①親の色にこだわる

みゆきメダカの魅力と言えば、やっぱり綺麗な銀色です。

この体色を出す方法についてですが、基本的には他の品種と同じように「元親が綺麗な銀色であること」が重要です。理想を言うと「鉄仮面」と呼ばれるような尻尾~口先まで綺麗に銀色が乗った個体を親とするのが好ましいです。

徳留アクア工房でも、「鉄仮面を親にした(=クオリティーの高い)みゆきめだか」を販売しています。

 

しかし、同じ鉄仮面の親を使用しても「綺麗な個体~しっぽにしか銀色が乗らない個体」が出てしまうのが現実。ただし、この銀色の乗り方には、遺伝の他にも「生育環境」によって違いが生まれるのを知っていますか?

みゆきめだかの銀色を出すコツ②日当たりのいい場所で飼育する

ここで言う「育成環境」というのは、ズバリ言うと「日当たりの良しあし」です。みゆきめだかをより綺麗に繁殖させるコツとして、「日当たりのいい場所(水温が上がる場所)で飼育する」というのは、正直かなり重要な要素です。

もちろん、餌や水質なども大切ですが、「稚魚~幼魚~若魚~成魚」と成長していく過程で、太陽光をたっぷりあてた子と日陰で過ごした子では、銀色の乗り方がまったく違うと私は感じています。(飼育容器の置き場所で、色のノリが違います)

 

もちろん、今年の夏のような水温が33度を超えるような季節は別(日よけをする必要あり)ですが、3~6月や9~10月の繁殖してくれる時期には、日当たりのいい場所で飼育してあげるのがお勧めです。銀色の乗り方が綺麗に乗ってくれますし、若魚~成魚はたくさん卵を産んでくれます。

 

販売しているみゆきめだか達は、若魚ではまだ頭に銀色が乗っていない子も多いのですが、日当たりのいい場所で管理して頂けると、このような理由で親魚と同じような綺麗な子達になってくれます。

まとめ:変わりメダカの繁殖は、鹿児島県では10月末頃まで楽しめます♪

最後にまとめです。

今年は梅雨の大雨に始まり、夏の高水温、先日の台風とメダカ飼育には少し厳しい気候ではありましたが、10月末頃まではメダカの繁殖がたのしめますので、ぜひみゆきめだかをはじめとして、色々な変わりメダカの繁殖にも再チャレンジしてみて下さい。

秋~冬に育ってくれるメダカ達も、可愛いですよ♪

徳留アクア工房_徳留賢治