夏のメダカの高水温対策は大丈夫ですか?ポイントは「風通し」です(徳留アクア工房・鹿児島市のメダカ販売)

こんにちは、徳留アクア工房の徳留です。

気が付けば7月も今日で最終日。かなり大雨が降った記録的な梅雨も何とか明けて、いよいよ夏本番がやってきます。

カブトムシやクワガタ採集、魚釣り、川遊びや海遊び、バーベキューにキャンプなど。明日から夏休みが始まる子ども達も、楽しみにしていることと思います。

ただし、外で遊ぶときには「熱中症対策」は万全にお願いしますね。水分補給や適度な休憩などが大切です。

そして、それはメダカ達にも言えることです。

夏場のメダカ飼育、高水温対策は大丈夫ですか?

夏場のメダカ飼育のポイントは「風通し」にあります。

遮光ネットやよしずなどで、直接太陽光を遮るのも効果的ではありますが、遮光すると「メダカが卵を産まなくなる」「風通しが悪くなって(逆に)水温が上がった」という失敗の原因にもなったりします。

設置場所にもよりますが、遮光するよりも「風通しをなるべくよくしてあげる工夫」を意識して、お世話をしてみて下さい。

風が良く通る涼しい場所に置く、容器の下にブロックやレンガなどで足をつけてあげる、打ち水をして気温を下げる――などのひと手間で、真夏でもメダカが元気に過ごしてくれます。

コンクリートにメダカの飼育容器を直置きしていませんか?

飼育容器の置き場所、容器の数が増えると迷ってしまうのですが……「コンクリートに飼育容器を直置き」するのは、夏場は水温が上昇しすぎてしまうことがありますので、要注意です。

レンガなどで容器を浮かせる、木製の台を自作する(2×4材を使って2000円~で可能。ホームセンターの木材のットサービスを利用すると便利)、コンクリートとの間に発泡スチロール箱の蓋を挟む――などのひと手間を挟むだけでも、水温上昇を抑えてくれます。

一番良いのは、「台を作る」「湿った土の上に置く」「こまめな打ち水をする」+先程の「風通しを良くする」だと私は考えています。

夏の夕立は、メダカにとっても救世主と言えるかもしれません。

※鹿児島市の場合、夏の雨は大丈夫ですが、冬の雨は飼育容器に入れてはいけません。PM2.5などが混ざるせいか、酸性が強くてメダカが調子を崩します。浮袋に異常が出て、くるくると回って泳げなくなる子達も出たりします。

まとめ:いよいよ夏本番。メダカ飼育を楽しみましょう♪

さて、最後にまとめです。

夏場のメダカ飼育では、高水温対策が大切です。特に鹿児島県の場合、最高気温が32度を超えるような日もあったりしますし、メダカ容器の置き場所によっては水温が35度を超えるような場合もあったりします。

可愛いメダカ達を煮魚にしないためにも、ちょっとした一工夫&ひと手間を掛けてあげてください。メダカ達も元気な姿で喜んでくれると思いますから。

いよいよ夏本番。

あなたもメダカ飼育を楽しんでください♪