カゴメランという奄美大島や沖縄の綺麗な植物について(籠目蘭・国産ジュエルオーキッドの野生下での生息地の様子)

ジュエルオーキッドという観葉植物のジャンルがあります。

数年前にはブームもあって、世界中の色々な品種を園芸店や通販で購入しやすくなりました。

私もいくつか自宅の水槽にて室内栽培しています。

そんなジュエルオーキッドの仲間は、日本にも数種類自生しています。その1つが「カゴメラン(籠目蘭)」という山野草です。

自然下では、↓のように林床の腐葉土に生えていることがあります。(奄美大島で撮影)

網目がとても綺麗な植物ですよね。

白い部分は葉脈です。また、カゴの目のような模様の入り方とスジの太さには個体差があります。

自生地では、複数株が雑木林の腐葉土の上に、キノコが生えるように群生していることもあります。

なお、ランと名前が付いていますが正確にはコチョウランなどの代表的な蘭の仲間ではなく、かなり別系統の植物になります。

奄美大島では、「山の中の川沿い=湿度の高めな雑木林の林床」に生えていることが多いので、しばしば私もカゴメランの写真を撮りたくて奄美大島で川歩きをすることがあります。

山の中では、ハブとハチと滑落に注意が必要ですが魅力的な動植物に出会えた時にはドキドキして楽しいです。

これからも安全とルール&マナーを守って、奄美の自然と触れ合いたいと思います♪