皆さんは「水槽用の接着剤」があることを、ご存知ですか?
ガラス水槽をくっつけるシリコン、アクリル水槽を作るためのアクリル用の接着剤、そして流木や石をくっつけられる水槽用の瞬間接着剤。
今回は、この水槽用の瞬間接着剤を紹介します。
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まず、パッケージは↓の写真をご覧ください。
いわゆる「アロ〇〇ルファ的な瞬間接着剤+隙間を埋めるためのウール」になります。
ネット上の記事では、「100均の瞬間接着剤+ティッシュペーパーやアクリル毛糸」でも代用出来るという情報もあったりします(笑)
とはいえ、水槽用の専用品を使えば、見た目を綺麗に仕上げられます。
まずは↓のように、使用する流木を選びます。
実はこの写真は、(流木を選びながら)お店の中で撮影させてもらいました。
完成後のイメージや設置場所のサイズを考えながら、売り場で組み合わせを考えておくと無駄なく購入する事ができますので。
購入後に持ち帰ってから、再度組み立てやすくするためにも、写真は撮っておいた方がいいです。持ち帰ってから「どうやって組んだっけ?」となることもあるあるですから……。
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家に持ち帰り、流木を組み合わせて……
(途中の写真を撮影していたのですが、なんと上手く保存されていなかったという非常事態が!!)
……ひとまずーー
・「換気の良い場所で接着剤を使う(刺激臭のするガスが少し発生するため)」
・「使い捨てのゴム手袋を使う(手に接着剤がつかないように)」
・「軍手はヤケドをするので、絶対に使わない(瞬間接着剤が軍手の繊維に染み込む時に、高温になるため)」
ーーということに気をつけながら作業をすると良いです。全部、説明書に書いてありますが(笑)
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そして、出来上がったものを水槽に入れていきます♪
瞬間接着剤なので、乾燥に時間がさほど掛からないのも助かります!
流木の隙間には、↑のように「アヌビアス・プチ」を差し込んで活着させたり、ミクロソリウムを活着させたりすると、より自然な感じに仕上がってくれます。
↓は水槽全体の様子。(ちなみに、水槽メンテナンスのお客様宅の水槽です)
横幅69センチ×高さ45センチのアクリル水槽なのですが、流木を組み合わせたものがあるおかげで「ヒーターやフィルターの配線などの目隠し」になってくれています。
まとめ:流木を瞬間接着剤で組み合わせることで、水槽の楽しみ方が広がります♪
今回は、水槽用の瞬間接着剤について紹介しました。
一袋500円くらいと、そこそこお値段がするのですが……「流木を組み合わせられる」ことで、水槽の表現の幅がかなり広がります♪
ぜひ、興味が湧きましたら試してみてくださいませ。
※余談と流用について※
費用をかけたくなければ、あくまでも自己責任ですが、「100均の液体瞬間接着剤+ティッシュやアクリル毛糸」でも代用出来るとの情報があります。
実際、今回私が市販品で試した感じでは「太めのアクリル毛糸で大丈夫そう!」と感じました。黒色や焦げ茶などを選べば、市販品よりも目立たない使い方もできそうです。
ただし、染み込ませる液体瞬間接着剤が手に直接付かないように+毛細管現象による発熱のヤケドには注意が必要です。
瞬間接着剤の取り扱いに慣れていない方は、水槽用メーカーから出ている市販品を使うか、必ず事前にWEB検索などで『瞬間接着剤 事故』などで調べて知識を得てくださいませ。