今回は、苔農園の整備日誌です。GWも、ちまちまと農園にて竹林を開墾してきました(笑)
元々は田んぼだったとのことですが、5年程耕さないだけで竹と雑草に農地が覆われてしまいます。トゲトゲが鋭いキイチゴも繁茂しているので、今回も伐採してきました。
なるべくお金を節約しつつ、素敵な農園にしていきたいと思います♪
中華製の小型電気チェーンソーをゲット!! 作業効率アップです♪
前回、ナタだけでは開墾が難しかった&竹の切り口が斜めになって危険(長靴を貫通する原因になる)なので、対策としてAmazonで安い小型電気チェーンソーを購入しました。送料込みでバッテリー2個と充電器が付いて5700円!! 国内メーカーの4万円くらいするバッテリーチェーンソーに比べたら玩具みたいな価格ですが……結果から言うと、『コツさえつかめば大活躍』してくれました。
↑ナタと比べるとサイズ感が分かりやすいかなと。バッテリー1個で、思いのほか長く使えて40分くらい稼働してくれます。加熱しすぎるとモーターが安全停止してしまうようなので、チェーンソーで切りながら、要所要所でナタで枝打ちや切った竹をまとめるなどの作業を挟みます。
↓が切り開いた後の様子。写真では、なんかよく分からないかもですが……結構、人が通れる道になっています♪
↓これは、降り口から道を覗いたところ。降り口が急斜面なので、不法投棄されていたコンクリートブロック(ガラ石)なども活用しながら、なだらかにしていく予定。
↓は川に降りられる斜面のようす。大雨で崩れて出来た場所なので、ちょっと滑りやすくて注意が必要。
↓川に降りた時の写真(上流側)。結構、水量も安定しています。
↓も川の写真(下流側)。
↓は、川から農地への登り口。写真では分かりにくいですが、段差が1mほどど大きく、土で滑るので、川の石を積んで足場をつくりました。
自生している植物&動物について
↓シダの仲間。
↓キイチゴや野イチゴ。
↓ハナミョウガという植物(らしいです。知らなかったのですが、WEB検索で名前が出てきました)
↓生き物たち。不法投棄のガラ石を片付けていると、サワガニがよく出てきます。
↓のような、ムカデもたまに見ます。あと、タカチホヘビの幼蛇もいました。
↓ちいさな子だから触れますが、大人になっていたらぜったいに私の方が逃げます(笑)
コケ農園では、山の幸がたくさんです♪
鹿児島市宮之浦の山にある農園では、山の幸がたくさんです。GWの整備でも、↓のように山カズラのつるがたくさんとれました。
コサンダケの竹の子も生えています♪
ちなみにですが、コサンダケって地方名なのですね。全国的には「布袋竹」と言って、釣り竿の材料にもなる竹のようです。乾燥させるのに3年ほどかかるようですが――自作の釣り竿をつくるのも出来るのだなとワクワクしています(笑)
山や農地不法投棄はダメ!
↓の写真のように、農地には不法投棄された跡がたくさんあります。
不法投棄されると、コンクリートブロックのかけらや釘、ガラスや割れた蛍光灯などが土に混ざってしまいます。
長靴と手袋が無いと、安心して農作業が出来なくなるので本当に困ってしまいます。また、耕運機の刃が欠けたり壊れたりする原因にもなりますので、田んぼとして使えなくなります。
不法投棄はそもそもダメなことですが、せっかくの農地が「農地として使えなくなる」のは日本全体の損失です。絶対にしてはいけませんし、私達のような一般市民も不法投棄しそうな業者(無許可の業者)を利用してもいけません。
(ちなみに、うちの農地から出てきた蛍光灯に混ざって易居町の地名プレートが複数出てきました。町内会からの回収だったのか、住宅や会社の取り壊し作業で出たものかは分かりませんが……不法投棄は「依頼者の個人情報」がそのまま出てきますので、業者選びを間違えると個人情報がバレます。皆様は気をつけて下さい)
まとめ:農地再生がんばります!!
草藪を刈ると、不法投棄が出てきたりしてちょっと凹んだりもしますが、それなりに順調に開墾作業は進んでいます。竹を刈って水源までのルートを確保しましたので、次は草刈りをして「貯水タンクを置く場所を整備」します。
Amazonで1.5万円ほどでビニールプールが売っているので、獣対策として単管や板などで補強して、貯水タンクに使いたいと思っています♪
7月中旬に苔や山野草、野菜などを出荷できるように準備を進めていきたいと思います♪♪