昆虫が苦手な方はスルー推奨です!
――ということで、この度、両生類や爬虫類の「禁断の餌」を養殖する……かもしれない??という記事を書いてみたいと思います。
禁断の餌とは、「レッドローチ」という名前の昆虫。
……そう、いわゆる「ツルツルした壁を登れないGさん」です。
苦手な方は、ブラウザバックして下さい。両生類や爬虫類の活餌としては、コオロギも使えますので、無理に見ない方が良いです!!
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ここまで引っ張れば、苦手な方はブラウザバックしたと思うので。今回の記事の本題に入りたいと思います。(とはいえ、レッドローチの画像は出しません。ローチを飼育&繁殖させるケースのみを紹介します)
↓ますは、レッドローチを飼育する容器です。やや遠めから撮影しました。
まずは、密閉できる衣装ケース(工具入れのコーナーにありましたので、透明な工具ケースともいえます)を用意します。その中に、中型のプラケースでGさんの飼育容器を入れます。
イメージとしては、↓の前回のコオロギの飼育ケースとおなじようにセッティングをします。ただ、段ボールをいれると裏側に張り付いて、メンテナンスの時に脱走する危険性が跳ね上がりますので「園芸用の鉢底ネット」を足場にします。(半分透けているネットなら、Gさんが裏面に潜んでいても気が付きますからね……otz)
コオロギの飼育ケースの詳しいセット方法は、こちら↓もご参照下さい。
なお、Gさんを飼育&繁殖させるのに忘れてはいけないのが「網目からの脱走防止シート」です。レッドローチはツルツルした壁を登れないのですが、羽が生えた親個体や小さな子どもが偶にプラケースの網目にくっつくことがあるので、気付かずに脱走させないよう透明のシート↓でガードします。
なお、レッドローチさんは「たくさん飼育していると油っぽい臭い」を発生させます。Gさんがアブラムシと呼ばれることがある原因ですね。そのため、密閉できる衣装ケースを使って臭い対策をした方が気持ちよく飼えます。
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……気持ち良くは無いですが、G飼育の欠点を多少は補うことができます。イモリや爬虫類の繁殖の為に、イモリや爬虫類の食事のバリエーションを増やすために、Gさんの飼育&繁殖を頑張ってみます……(苦笑)
※徳留アクア工房では、活餌としてコオロギ、ワラジムシ、ホソワラジムシを飼育繁殖させています。そこに今回レッドローチさんを加えるという話でした。無加温で湿度高めでも飼育でき、共食いをしないというメリットがレッドローチにはあります。Gさんへの耐性がある方には、便利な餌ですのでちょっと試してみて下さい。
※日本産のGさんは、ツルツルした壁を登れる子達が多いです。チャバネとかワモンとかは、壁を登る&飛ぶ&なぜかこっちに向かってくるので、私は見るのも無理です……(´;ω;`)ウッ…