4月某日、知人親子と一緒に、イモリの観察へ行ってきました♪ なお、こちらのご家族はお父さんよりも息子さんの方が魚が好きな。また、日本産淡水魚が好きとのことですから、将来が楽しみ&渋くて良い趣味をしているなぁと思います♪
また、イモリ観察の後にポイント開拓で周辺をまわると……エビエビ天国を見つけましたので、合わせて今回のレポートにまとめたいと思います! それでは、スタートです♪
イモリ観察(鹿児島県北部の某所)
鹿児島県北部の某所。私の中でイモリ観察の定番ポイントです。朝9時半頃に集合し、長靴を履いて池に直行です。
季節的に4月末でしたので、無事に池の中ではイモリが泳ぐ姿が見られました。
落ち葉や倒木、竹の枝などが多いので、ガサガサはしないで「イモリ掬い専用の小さな網(エビ掬い網を改造したもの)」を使って、イモリだけを掬います。
繁殖期が始まったばかりなので、オス5匹に対してメス1匹というような雌雄比の印象。GWが明ける頃には、1:1程度に収まるのだろうなと感じました。
(アカハライモリは、オスが先に水場にきて、後からメスが水場に来ることが多いです)
↓1時間程度でこのような感じに。雄が多いですね。
↓観察と写真撮影をした後、元の場所にリリースしました。写真は知人の息子さんです。
時間が余ったので、川にも行ってみました♪
イモリポイントのもう一か所へ行ってみたのですが、なんと干上がっていてイモリ観察ができず。3週間前は大量のイモリがいた場所ゆえに、自然相手だと読めないなぁと苦笑い。
時間が余ったので、車で移動して周辺の川を探検です! Googleマップで良さそうな場所があったので、目的に決めて移動します。
↓路肩の空き地に車を停めて、杉林を川に向かって下りていきます。
↓無事に川に降りられました。
日本産淡水魚が好きな息子さんのテンションもアップです(笑)
↓のような生き物が採れました。ドンコやオイカワの稚魚などなど。
寄り道:いむた池へGO
この川はいむた池の近くにあるので、せっかくなのでいむた池にも寄りました。
いむた池がラムサール条約で登録されている理由(泥炭層がなんちゃら~)なども説明しつつ、観察池で生き物を見てみます。
オタマジャクシや小型の水棲昆虫、カエルなどが見られました。
ここでも、熱心にイモリがいないか探している親子↓です。
解散後、薩摩半島北部のポイント開拓へ一人でGO!
知人親子と解散した後、せっかく薩摩半島北部に来たので、新しいポイントを開拓していきます! 今まで網を入れたことがない場所を見つけたので、さっそく網を入れます。
車を路肩に止めて、土手を降りていきます。↓めっちゃ何かいそうな雰囲気ですよね。
草の根元に網を入れると……↓のようにミナミヌマエビやスジエビが!!
用水路にはヒロハノエビモと思われる、水草も生えています。
なお、手前のイネ科の植物(水中に半分入っていて、根っこが繁茂している)のところに網を入れたら――
――ひと網で、わっさわさとミナミヌマエビが採れました!!
ここは、ほとんどがミナミヌマエビ。スジエビは混ざらないようです。
↓家の水槽で飼育できる数だけ採集をして、帰宅の準備をします。ヒロハノエビモは栽培が難しい種類ですが、屋外の水槽で栽培を試してみたいと思って少し貰って帰ります。
まとめ:水辺の生物観察、楽しかったです♪
今回は、知人親子と一緒にイモリ観察へ行くことがメインでしたが、普段の自分ひとりだけで観察や採集に行くよりも楽しい時間を過ごせました。また、解散後のポイント探しで思いもよらない良ポイントを見つけられ、嬉しくもありました。
徳留アクア工房が企画して、生き物観察会をすることも計画しています。今回の観察も参考にしながら、イベントの準備も進めたいと思います。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!!