観葉植物のアブラムシに要注意♪(室内では一年中発生します……otz)

風通しが悪くなりやすく、葉っぱが乾燥しやすい(雨が当たらない)室内では、1年中アブラムシが発生することがあります。

普段から気をつけていても、どこかから1匹でも入り込むと、知らず知らずのうちに数を増やしてしまうアブラムシ。徳留アクア工房の自宅兼事務所のリビングでも、アブラムシが発生したフィロンデンドロンがありましたので今回の記事は「観葉植物のアブラムシ対策」について紹介したいと思います!

↓ひとまず、こちらのアブラムシは霧吹きで強い水流を当ててある程度は吹き飛ばしました。でも、茎の隙間などにいるアブラムシは駆除できなかったので、殺虫剤の購入を検討しています。

 

アブラムシとは?

植物にくっついて汁を吸う、カメムシ目アブラムシ科の生物の総称です。複数種類が国内では生息しており、アブラムシが付くことで植物に悪影響を及ぼします。

農業などでもアブラムシは嫌われており、農薬などを散布して退治する対象でもあります。また、その一方で「アブラムシは小型両生類の子ども(上陸直後の1~3㎝前後の個体)の良い餌になる」というメリットもありますので、徳留アクア工房でも両生類の餌にしていたりもします。

 

アブラムシはどんな悪影響があるの?

アブラムシは、次のような悪影響を及ぼします。

①虫が付くと見た目が悪い。
②植物の汁を吸うので、株が弱りやすい
③植物が病気になりやすい

そもそも、虫がたくさんいるとあまり気持ち良くはないですよね。また、植物の病気の原因になるので、見つけ次第取り除きたい害虫です。

 

アブラムシはどこからやってくる?

アブラムシの侵入経路は、色々あります。例えば、次のようなことに気をつけると室内でアブラムシがはびこることを防ぐことができます。

①購入した植物にくっついている
②羽が生えた個体が飛んでくる
③(番外編)無農薬野菜に羽の生えた個体がくっついて、室内で飛ぶことも……otz

つまり、「室内に入れない」「新しく購入した植物は単独で(違う部屋で)育てて様子を見る」などの対策をしておくと、他の植物にアブラムシが広がることを防げます。

 

アブラムシの予防と対策

とはいえ、気付いたら発生しているアブラムシ。「葉水(霧吹き)をする」「葉っぱの埃を時々ティッシュなどで拭う」などすることで、ある程度は予防できます。

また、一度アブラムシが発生して複数の植物にくっついているのなら――「アブラムシ用の殺虫剤(スプレーや乳剤があります)を使う」のが手軽に根絶することができて簡単ではあります。もちろん、両生類や観賞魚などを飼育しているスペースで殺虫剤をかけるのではなく、野外の風通しの良いところで株ごとに対処して、しばらくは両生類や観賞魚とは別の空間に隔離することが必要です。

なお、殺虫剤を使わない方法としては「牛乳」「唐辛子の水溶液」なども効果があるようですので、ご自身の使いやすいもので試してみて下さい。

 

まとめ:室内での観葉植物栽培は、アブラムシ対策を時々意識してあげて下さい♪

水槽の周辺には、いろいろな観葉植物を置きたくなるのが趣味の楽しみです♪ 忙しい毎日ですが、時々は植物の1つ1つの葉っぱを見ながら――アブラムシの予防や対策をして――楽しい水槽ライフを満喫するのもアリです(笑)

時には農薬を使い、時にはあえて無農薬で仔イモリなどの餌にして。アブラムシはちいさなちいさな生き物ですが、害虫であり「(時と場合によっては)益のある虫」でもあります。

自然の中に住む生き物として、上手に付き合っていけたらなと思います。