外国産ダンゴムシ&ワラジムシのすすめ(通販サイト、セミオープンを前に……)

こんにちは、徳留アクア工房の徳留です。

近日中に、鹿児島市のワラダン通販サイト『徳留アクア工房のWEBショップ』がセミオープン予定なので、WEBショップで取り扱う外国産ダンゴムシ&外国産ワラジムシたちを簡単に紹介したいと思います。

現在、商品としては販売していない子達(繁殖させている途中のため)もいるのですが、魅力的な種類も多いですので、まとめて紹介したいと思います。

――それでは、さっそく画像で見ていきましょう!

外国産ダンゴムシ&ワラジムシの画像&簡単な飼育アドバイス

ギリシャダンゴムシ・ワーネリー

ギリシャのコルフ島産のダンゴムシです。似たような種類に「モンテネグロダンゴムシ」がいるのですが、それよりもオレンジ色が淡い種類になります。徳留アクア工房では、比較的乾燥したケージ(※最後のまとめを参考に)で飼育しています。

スペインキボシダンゴムシ

スペイン産のダンゴムシです。背中に黄色い星が入る品種ですが……個体差が大きいので、この画像の子はちょっと寂しい印象に……。

乾燥気味のケージで飼育してあげると状態が良いみたいです。なお、ハイゴケが大好きみたいで、バクバク食べてくれています。

ダルメシアンクマワラジムシ

灰色のクマワラジムシから生まれた変異個体を固定した、改良品種です。湿度がやや高めのケージで飼育しています。わりと大きくなるワラジムシなので、迫力のある子達です。

キューバワラジムシ

キューバ産のワラジムシです。素早く動く子達です。湿度がかなり高めの飼育ケースで飼育していますが、かなりガンガン増えてくれています。

ホソワラジムシ(国産・強赤)

キューバワラジムシと何が違うの?? ……はい、身体の表面の粉っぽさが違うのです♪

――とか言われても、初めての人には意味不明だと思います。

こちらは、国産のホソワラジムシの色彩変異個体を固定した品種になります。キューバワラジムシと同じような状態でよく殖えてくれますが、「こちらの方が低温に強い」という印象があります。

悲しいかな、爬虫類や両生類の餌用としても流通することがある子達です。

ハーシーオオワラジムシ・ライト

私が個人的にとても好きなワラジムシです。乾燥気味の飼育ケースで管理しますが、ハイゴケやシノブゴケなどは食べてくれない印象。その代わりに、広葉樹の落ち葉が大好きな子達のようです。

チビわらじを見つけた時には、とても嬉しかったです。

T+アルビノオカダンゴムシ

庭とか公園で見かけるオカダンゴムシ(実は、外来種)の色彩変異個体を固定した品種です。

このT+という品種だけでなく、「T-アルビノオカダンゴムシ」や「マジックポーション」、「レッド」や「マーブル」といった品種も流通します。

やや乾燥気味の飼育容器で管理すると増えてくれる、とても飼いやすいダンゴムシです。

ペラッカエ(サメハダダンゴムシ)

三葉虫を小さくしたような、「からだのふち」がギザギザしているダンゴムシの仲間です。

丸くなった時にも、オカダンゴムシのような真ん丸ではなく、レモンみたいに楕円になってしまう子達です。

やや乾燥気味の飼育ケースで飼っていますが、ハイゴケやシノブゴケが大好きなようで、良く食べています。親の左下に、白い子どもが1匹います。探してみて下さい。

タイ・パークチョン・ネッタイコシビロダンゴムシ

タイのパークチョン原産と言われている、ネッタイコシビロダンゴムシの仲間です。赤い頭とお尻が可愛くて、個人的にもお気に入りの種類です。

湿度の高い飼育ケースで管理します。親の左斜め上に、「白い子ども」が1匹いますが……気付きますでしょうか?

Cubaris sp.Malaysia(レッドスカート)

フチゾリネッタイコシビロダンゴムシの仲間です。

フチゾリという言葉のように、大きくなると「体のふち」が反って、三葉虫のような姿になってくれる種類(……のはず)です。

レッドスカートという名前は、身体のふちが赤くなることから来ています。

湿度はやや乾燥気味で管理していますが、「ハイゴケの裏にくっついていた朽ち木」の割れ間がお気に入りみたいです。12匹いる子達のうち、10匹が朽ち木の割れ間に隠れていました。

シノブゴケやハイゴケを齧るようなことは無いみたいですが、広葉樹の枯葉や朽ち木は大好きな印象を受けました。

今はまだ幼虫サイズなので、大きくなって繁殖してくれるように飼育ケース内の環境を整えていきたいと思います。

外国産「ワラダン」について・まとめ

ここまで、外国産のワラジムシ&ダンゴムシ(外国産ワラダン)を写真で紹介してきました。

 

なお、本文中に出てきた『乾燥したケージ』とは、「ダンゴムシやワラジムシにしては、乾燥している」という定義ですので、ご注意ください。ここでの「乾燥したケージ」とは、「腐葉土の表面は乾いていて、中心はしっかり湿っている状態」があてはまります。(腐葉土が完全にカラカラになっている状態では、ワラダンは死んでしまいますので)

――なお、飼育を始めたころは、土の湿度の感覚を調整するのは結構大変です。

お助けアイテムの「広葉樹の枯葉」や「ハイゴケ&シノブゴケ」を上手に活用して、湿度管理の安全マージンを確保してあげて下さいね。

なお、「徳留アクア工房の通販サイト」では、外国産ワラダンのお助けアイテムとして「完全無農薬な広葉樹の枯葉」や「ダンゴムシの寝床苔(ハイゴケ&シノブゴケ)」を販売しています。

ぜひ、気になった方は↓↓「徳留アクア工房の通販サイト」↓↓も覗いてみて下さい♪

徳留アクア工房の通販サイト:https://kago.shop-pro.jp/