熱帯魚の飼育相談がありました。
「水槽の水質が安定しないで、チェリーバルブの様子がおかしい。アンモニア濃度も高いみたいです」とのこと。
今回の記事では、回答内容を事例として紹介したいと思います。
※写真はイメージです。個人情報に配慮して、一部修整や変更してあります。
☆回答内容(徳留)
チェリーバルブ、身体が小さいので状態を崩すと持ち直すのはなかなか難しいところも有ります。
魚に負担が掛からないように、弱めのエアレーション(おそらくサテライト使っているのかな?と思いましたが、サテライトでエアー送っているならそれでオッケーです)を掛けてーー身体を休められるように、水草か身体を引っ掛けられる場所になるものを入れてあげると(水流も弱まり)負担が減らせるかなと思います。
小型熱帯魚は体調不良を予防することが肝心(症状が出ると手遅れなことも多い)ので、今元気な子達が状態を崩さないように「エアレーション強め」「水換えは水槽が白濁していなければしない(水質変化を抑える&バクテリアの安定)」「水温25度(1番水が安定しやすい温度)」で様子を見てみて下さいませ。

水換えのし過ぎも魚に負担になるので、アンモニアや硝酸塩が高くても白濁りが出ていなければ様子を見てみて下さいませ。
(どうしても気になる!というときは、熱帯魚用の活性炭を買ってきて、軽く洗ってフィルターに入れてみて下さい。アンモニア数値が落ち着きます)
アンモニアは最初は検出されるものなので、割り切ってあまり気にしないか、活性炭を入れて対策が良いかなと思います。水換え=環境の変化でもあるので、お魚さんも水換え多すぎると水に慣れきらずに体力消耗しますから。

なお、アンモニアが検出される仕組みですがーー「熱帯魚の糞や老廃物→水中でアンモニア化」するのですが、そこから「バクテリアが分解→亜硝酸塩→硝酸塩(比較的無害ですが溜まりすぎると良くない)」というように老廃物(窒素分)が変化していきます。
最初は水槽にバクテリアが少ない状態なので、アンモニアを分解しきらない=アンモニア検出となります。

また、水換え=バクテリアが増えるための餌も水槽の外に出てしまう、なので水換えしすぎるといつまでも水槽でバクテリアが増えなくてアンモニアが出続けます。
多くの熱帯魚は乾季や雨季のある場所に棲んだり、浅い水辺に棲む(=渇水期は水質悪化しやすい場所)にいるので「じわじわ水質が悪化する分には強い」です。

水槽が白濁りする(米の研ぎ汁みたいになる)ときは急いで水換えしないといけませんが、水が澄んでいるなら水換えをグッと我慢して様子を見てみるのが、水槽が安定することにつながります。
ぜひ、試してみてください。
※↑のような濁りも、2/3水換えをしてフィルターを回しておけば2〜3日で落ち着きます。


