池で金魚や錦鯉を飼育していると、たまにウオジラミ(チョウ)やイカリムシが発生してしまう事があります。

原因はーー新規の魚にくっついて来たり、サギなどの野鳥にくっついて池に混入したり、川からの水や水草に卵が付いていたりーーと様々。
ちなみにウオジラミは、魚を観察していたら目視で発見出来ます(↓の直径1〜3ミリくらいの丸いやつがくっついている)ので、ピンセットで剥がしたり、薬品で退治をしたりします。

↑の「小さなカブトエビみたいなやつ」がヒレの付け根にくっついていたり、水中を漂っていたりします。
(イカリムシの場合は5〜10ミリくらいのボウフラみたいなのが、魚に刺さっているのが観察出来ます)

また、ウオジラミやイカリムシは観賞魚の血を吸うので、発生すると『魚が体を擦り付ける』『体表に血がにじむ(鱗に血がにじむ)』などの症状も出ます。
なんだか魚の様子がおかしい時は、網で魚を掬ってウオジラミやイカリムシが発生していないか見てあげてくださいませ。
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なお、ウオジラミを退治する薬は水槽用の『イカリムシ・ウオジラミ駆除剤(ムシクリア液など)』がありますがーー大きな水槽や池だと、とても1パッケージ(1000〜2000円くらい)では投薬量が追いつきません。
池や大型水槽では、費用対効果や複数回の投与を考えて、農薬として販売されている『デミリン』という脱皮阻害薬(100g=100トン分で2000円くらい)を錦鯉にも流用します。

使用量は「1g=1トン(1000リットル)」を目安にします。
脱皮阻害薬ですので、水中のエビやザリガニ、ヤゴなどの昆虫類は7〜10日ほどで全滅しますので……必要な生き物はあらかじめ退避させておくのがベストです。
使い方は「池や大型水槽に適量(1g/1トン)を入れて→(7〜10日で脱皮出来なくて死ぬので)1〜2週間後に2/3水換え&再度適量をいれる(卵で薬を乗り越えた個体と生き延びた成体を殺す)→2週間後に2/3水換え(駆除しきれたか確認)→1週間後に2/3水換え(治療管理!)」というように、うちではしています。

デジタルのはかり(0.1g単位で測れれば1500円くらいのモノで十分)で薬の重さを測って、飼育水に溶かします。
もちろん、水槽の水量と魚の体力や大きさ、寄生虫の耐性(駆除具合)などで量は調整します。……が、正直なところ『魚類であれば、多少デミリンが多くても影響は無さそう』と私は感じています。
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ーーということで、今回は錦鯉や金魚の寄生虫のウオジラミ(チョウ)やイカリムシとその退治方法の紹介でした。
寄生虫はどこからともなく発生することがあるので、皆様も魚の様子を時々「じーーーっくり」と見てみてくださいませ。
予防と早期対策が大切です♪



