2025年の夏も奄美大島へ生き物観察&写真撮影旅行へ行ってきました。
年々、生き物の採集が難しく(クワガタの乱獲や天然記念物の密漁が事件になり、他の規制のない生き物も採集が微妙な空気感に)なる中ーー毎年観察しているアマミシリケンイモリの生息地などを巡って、写真として記録を残したいと思っての旅行でした。
特にイモリがたくさん見れたのは、↓の山水の溜まる場所。綺麗で冷たい水が流れていて、イモリ達も過ごしやすそうでした。

↓の池もたくさん居ます。夏は水の動きのある、涼しい場所に避暑しているようです。

↓はオットンガエル。天然記念物なので捕まえたり傷付けたりしてはいけません。

水場や湿地帯には、↓のようにヒメハブも隠れています。(画像中央にとぐろを巻いていますが)気付かずに踏んだりすると噛まれますので、アマミシリケンイモリの観察のときは気をつけてくださいね。

↓はアマミシリケンイモリの側線っぽくラインの入った子。素手で捕まえましたが、水中ではかなりイモリは素早いです(笑)

また別の↓大きめの側溝の中には、オオウナギと思われる死体がありました。夏の暑さで酸欠になったのか、死因は不明です…。

山の中でバーバートカゲと思われる(こちらも天然記念物の)綺麗なトカゲちゃんが、日向ぼっこ中。逃げられる前に、上手く写真が撮れて良かったです♪

そのほかにも、↓のため池や住宅地近くの池は、日影にイモリや生き物の気配が有りました。
冬場はたくさんイモリが見れる場所なのですが、暑いと全然浮いて泳いだりはしていません。


また、特に↓のような側溝や動きのない水場などには、夏はかなり暑くなるようでイモリの姿は全く見かけませんでした。
冬場なら良い感じに群れていたりするのですが。

ちなみに、夜の水辺へも行ってきました。地域の水くみ場でひっそりと代をつないでいるアマミシリケンイモリ達。
人間の生活とイモリの生き方が重なる素敵な場所です。
昼間は人間が中心に使う水場。夜間はイモリ達の社交場として多くのイモリが、生き生きと動いています。

この場所は生活用水を汲む場所として、山水が溜まっています。水の入れ替えもあり水温もやや低めとイモリの好みに合うようです

なお、生き物の持ち出し規制は↓のようなポスターやパンフレットが空港やフェリーの中に貼ってあります。
(空港には環境省発行の、国立公園のエリア分けや保護されている動植物の名前一覧のパンフレットも有ります)

↑のような感じですので、事前に自然保護区(採る場所の規制&罠の可否)や保護生物(規制の有無)、規制植物などをしっかり見分けられるようにならないと採集は出来ません。
下手すると前科がついて、数百万単位の罰金や懲役などの罰も受ける可能性があるので、(知らない生き物を、知らない場所で捕まえるのは)人生の大きなリスクになります。

なので、奄美大島の自然は「知っている生き物をちょっと捕まえて、個体差を観察して、写真撮影で記録にして楽しむくらいが丁度いい」かなと私個人では思うようになりました。
奄美大島の自然が、来年も10年後も100年後も楽しめるように。
小さなことですが、自分のできる範囲でーー自然を記録に残したり、手元に居るアマミシリケンイモリの繁殖をしてみたりーー貢献できたらいいなと思っています。
奄美大島は観光にも良い島で、食べ物も美味しいです。優しい人も多いですので、ぜひ足を運んでみてください。


