オオクワガタの幼虫を『菌糸ビン』で大きく育てよう!

オオクワガタの幼虫を『菌糸ビン』で大きく育てよう!

徳留工作工房の代表は、鹿児島市にある物産館『せきよしの物産館』にオオクワガタを出荷しています。
その中でも、今、出荷しているのは『オオクワガタの幼虫(菌糸ビン)』です。

菌糸ビンという言葉に聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に説明すると、菌糸ビンとは「オオヒラタケなどのキノコの菌糸を、ビンに詰めたクヌギなどのおがくずで培養したモノ」になります。
これを利用することで、普通のおがくずで幼虫を育てる場合よりも、オオクワガタを大きく育てることが出来ます。
75mm以上の大きなサイズのオオクワガタの成虫を羽化させることも簡単にできますので、初心者からベテランまで、おすすめの幼虫飼育方法になります。

そんな菌糸ビンでの「オオクワガタの幼虫の飼育方法」を、今回は紹介していきたいと思います。

飼育方法は簡単! 部屋の中に「放置する」だけ(笑)

菌糸ビンでの幼虫飼育では、基本的に「放置する」のが一番です。下手にビンを動かしたり、さかさまにしたりすると、幼虫がストレスを感じて餌食いや成長が悪くなります。
重要なので繰り返します。『菌糸ビンでの飼育は、放置するのが一番』です!!

ただし、菌糸ビンを置く場所にはコツがあります。

それは――
①直射日光の当たらない場所に置く
⇒菌糸ビン内の温度が上昇して、幼虫が煮えて死ぬため。

②エアコンの風が当たらない場所に置く
⇒菌糸ビン内の水分が減少するため。気温の変動も幼虫に良くないため。

③段ボール箱に入れるなど、暗い場所に置く
⇒外が明るいと幼虫は菌糸ビンの外側を食べてくれません。餌の効率が悪くなります。
――です。

なお、オオクワガタの幼虫を育てる場合、菌糸ビンは原則として(初心者から中級者のうちは)加水や加温をする必要はありません。また、菌糸ビンにカビが生えても、あまり気にしなくて大丈夫です。

中級編:菌糸ビンのお引越し(2~3月)

850㏄の菌糸ビンでオオクワガタの幼虫を育てる場合、ギリギリお引越し無しでも成虫に育てることは可能です。しかし、2~3月に1回だけ『お引越し(新しい菌糸ビンに移動)』させてあげると、より大きな成虫に育てることが出来ます。例えば、菌糸ビン1本だけで育成した成虫が65㎜だったとすると、お引越しをしていたら75㎜オーバーにすることも可能だったかもしれません。

そんな、成長に大きく関係する菌糸ビンのお引越しですが……中級編と書いてあるように、ちょっとしたコツを押さえれば(初めての方でも)簡単にすることができます。

そのコツとは――
①幼虫や菌糸ビンは素手で触らない
⇒幼虫に雑菌が付いて、死んでしまうことがある。ポリ手袋+大きめのスプーンが便利です。(ゴム手袋は、ゴムの成分で幼虫が弱りますのでご注意を)

②菌糸ビンは、1本目と同じ種類の菌糸を使用する
⇒菌糸(キノコ)の種類が異なると、幼虫がびっくりするのか餌食いが悪くなります。

③新しい菌糸ビンに幼虫を入れる時は、元々の菌糸ビンから齧りカスやフンを少しだけ持って行く
⇒迷信だという方もいますが、幼虫にとっては安心する匂いがあるのか、これをしておいて失敗はありません。

④幼虫を蓋をした時に潰してしまわないように、入り口付近はナイフなどで大きく削る
⇒お引越しをする頃の幼虫は、結構大きく育っています。せっかくの幼虫を蓋で圧死させないように、菌糸ビンの入り口は大きく削り取るか、圧縮して押し込んでおきましょう。

⑤もしもサナギになっていたら、絶対に触らない
⇒サナギは、全身を溶かす過程になるため、クワガタにとってかなりデリケートな時期です。基本的には「サナギになる前に引越しを済ませておくべき」なのですが、万が一、幼虫がサナギになっていたら……そっと菌糸ビンの蓋を閉じて、暗い場所に置いておいてあげましょう。サナギにカビが生えたり、羽化不良になったりする原因になりますので、サナギになっていたら取り出したおがくずはビンの中には入れないで下さい。
――です。

これさえ注意しておけば、お引越しは完了です。ぜひ、チャレンジしてみて下さい。

管理人のおすすめは⇓こちらの菌糸ビンです。大きめサイズもありますし、お買い得な5本セットなどもありますので、ぜひぜひ覗いてみて下さい。
タイプG菌糸瓶(菌糸ビン)800

まとめ


ここまで、菌糸ビンを使用したオオクワガタの幼虫の飼育方法を紹介してきました。
菌糸ビン飼育は初期投資(菌糸ビン代が800円程~)がそれなりに必要ですが、簡単に大きな成虫を育てることが可能な飼育方法です。

せっかくのオオクワガタの幼虫。幼虫が安定した環境で大きく成長できるように、「放置」&「心遣い」をしてあげましょう。

そうすれば、きっと大きな成虫に育ってくれるはずです。

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