(かごしま水槽会)藺牟田池でアカハライモリの観察会を行いました 〜アカハライモリの毒がササラダニ由来という論文が北里大学と法政大学の研究チームさんから公開されたみたいですね〜

5/16の午前中、鹿児島県薩摩川内市の藺牟田池にてアカハライモリの観察会を行いました。

天気が良すぎたので、想定していたよりもイモリが浅瀬から消えていましたが……いくつかポイントを巡ることで無事にイモリを観察できました。

池の中を覗くと、鯉やフナに混じってブラックバスやブルーギルの姿も。

また、ミシシッピアカミミガメの子ガメ(恐らく生まれたて)がぷかぷか浮いていましたので回収しておきました。

このカメちゃん、特定外来生物ですので逃がす(一応、その場ですぐリリースするのは合法ですが)のはちょっとな……でも、外来魚ボックスに入れる(殺処分)もなんだかな……ってことで、うちの事務所に持ち帰ることにしました。

(条件付特定外来生物なので、アメリカザリガニと一緒で採集や飼育は可能ですが、飼育後の再放流や別の場所への遺棄と販売等が禁止されています)

アカミミガメは20〜30年生きるので、アカミミガメの里親さん探し活動で欲しい方がいたら譲渡するか、うちの事務所のマスコットの1匹になってもらおうかなと思います(笑)

藺牟田池の周囲は散歩コースになっていまして、今回の観察会でも一周して来ました。

看板では3キロとなっていましたが、体感では5〜6キロ歩いたようにも思えました。普段が運動不足なので、翌日には筋肉痛にもなりました(笑)

歩いているなかでは、↓のようにイモリの日干し(池の周りで乾燥して天日干しになってしまった子)もちらほら見つけられます。

雨の日などに上がってきて、水辺に戻らずに干される……ちょっと可哀想ですが、それだけイモリの数も多いのだと感じています。雨の日とかは遊歩道、イモリ歩いていますからね……。

また、ヤマカガシの日干し(恐らくこちらは自転車に踏まれて死んでしまった子)もありました。

雨の日はヘビも多い場所なので、池の周囲はかなり自然が豊かなのだと思います。(1日で5匹以上見かけた時もあります。アオダイショウ、シマヘビ、ヤマカガシ、マムシと色々みられます)

ーーという感じで、今年もイモリ観察会が無事に終了。参加者の皆様、お疲れ様でした♪

↓はアクアイム(藺牟田池の水族館)の雷魚の様子。なかなか迫力のあるサイズ&模様ですので、釣って大型水槽で飼育してみたくなるお魚です。

なお、完全に余談ですがーーこの記事を書いていた日に「北里大学と法政大学の研究チームさんから、アカハライモリの毒がササラダニ由来という論文が公開された」というネットニュースを読みました。

(論文のタイトルはOribatid Mites Supply Tetrodotoxin to Poisonous Newts というものみたいですね)

前々から水槽内で繁殖させたCBイモリには毒がない(養殖フグには毒がないのと同じ理由。生物濃縮が起きている)とは知られていましたが、どの生き物由来の毒なのかはっきりしたのがとても興味深いと感じます。

また、ワイルドのイモリと養殖イモリを見分ける方法として「毒の有無を調べる」というのも使えるのかな……とちょっと思いました。

軽く握って手がピリつくとか青臭い匂いがするのはワイルドーーみたいに判別できそうです(笑)

ただ、水槽内で1〜2年くらい飼育すると、アカハライモリもシリケンイモリも体内に保有する毒はだいぶ出切ってしまう印象(自家中毒の事故が起こりにくくなる印象)でも有りますけれど。

話が取っ散らかるのでまとめます。

イモリの研究が進んだら、人間の再生医療の研究も進むかなーーと考えると興味深いですよね。

イモリ好きが増えると嬉しいです。